医療機器・検査

医療機器

一般(X線)撮影検査装置

当院ではFPD(フラットパネルディテクタ)を使用しています。
FPDは最新のX線検出器で、高精細な画像が得られ、尚且つ少ないX線量で撮影できるため、被ばく線量の低減を可能とします。

  • RADspeed Pro
  • 島津製作所社製

回診用(ポータブル)撮影検査装置

移動型装置によるレントゲン撮影を行っており、これをポータブル撮影とよびます。

  • MobileArt Evolution
  • 島津製作所社製

骨密度測定装置

骨粗鬆症の診断や治療効果の評価に広く用いられています。

  • PRODIGY Fuga
  • GEヘルスケア・ジャパン社製

X線透視診断装置

手術において患者の身体内部の骨、臓器、血管などをリアルタイムで観察するための装置です。

  • OPESCOPE ACTENO
  • 島津製作所社製

CT(コンピュータ断層撮影)検査装置

検査時間の短縮やX線被ばく量の低減といった身体的負荷軽減に加え、グッドデザイン賞を受賞した威圧感を与えない造形や色彩で患者様の精神面にも配慮しています。

  • Alexion TSX-032A
  • キャノンメディカルシステムズ社製 16列

MRI(磁気共鳴画像)検査装置1.5T

2022年4月の新病院オープンに伴い、AI搭載のMRI最新機種を採用しました。
2022年6月現在、AI搭載のMRI装置は、多摩地区ではまだ4台しか導入されていません。

  • Vantage Orian MRT-1550
  • キャノンメディカルシステムズ社製1.5T

生理検査

心電図

心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、心疾患の診断と治療に役立てるものです。

12誘導心電図

心臓が拍動する時の、心臓の筋肉から発生する微弱な電気を体表面から記録します。
不整脈、心筋梗塞や狭心症bなどの虚血性心疾患、電化魚汁の代謝異常などを調べることができます。

マスター心電図(運動不可検査)

2段の階段を年齢・性別・体重に応じたて決められた回数を一定時間(1分半、または3分間)昇降する検査です。
安静時と階段昇降後の心電図を記録し、虚血性心疾患の予後表か、治療効果の判定、運動で誘発され鵜不整脈の診断などを調べることができます。

ホルター心電図

シール型の電極を胸に貼り、摸帯型の小型心電図記録器を腰に付け、一日過ごしていただきます。
仕事中や食事時、睡眠中の24時間の心電図を記録することで短時間記録の心電図では捉えることが難しい一過性の不静脈や症状発作時の心電図変化を調べることができます。

院内でのホルター心電図解析業務について

フクダ電子社製ホルター解析装置:SCM850sを5台導入しており、洞停止を疑う所見など緊急を要するホルター心電図の解析を速やかに行うことで、ペースメーカー挿入など速やかな処置へつなぐことに貢献しています。
また、外部施設よりのホルター心電図解析依頼も受託し、「ホルター解析センター」の名称でホルター解析業務も担っています。

超音波検査

超音波を用いて、身体の中を映しだす痛みを伴わない検査です。

頸動脈超音波

頸動脈とは首にある脳へ血液を送る血管で、血管の詰まりや動脈硬化の程度を調べることができます。
頸動脈の詰まりは脳梗塞の原因にもなる為、この検査を行う車で脳梗塞の予防にも簗がります。

心臓超音波

臓の動きや弁の形、壁の厚さといった形態から心臓の機能を調べます。
この検査では心筋梗塞・弁膜症・心不全といった病気がわかります。

腹部超音波

肝臓・胆のう・膵臓、前立腺・膀胱などの腹部の臓器を調べます。
大きさや形の他、腫瘍・胆石・胆のうポリープ・前立腺肥大などがわかります。

下肢動脈、下肢静脈超畜波

足の動脈や静脈の流れに問題がないか、血栓の有無などを調べます。
歩行時に足の瘤みやしびれの原因となる閉塞性動脈硬化症や、足のだるさ・むくみの原因となる深部静脈血栓症や静脈瘤などがわかります。

その他の超音波

上記以外に甲状腺・乳腺・腎動脈などの検査も行っています。

呼吸機能検査

息を吸ったり吐いたりを繰り返し、肺の大きさ・空気を出し入れする換気機能・一気に吐き出せる空気の量を調ぺる検査です。
この検査は、気管支喘息などの肺の病気の診断に重要な検査で、重症度評価や治療効果の判定にも使われます。
また、手術の時の麻酔法の選択にも利用されます。

内視鏡検査

内視鏡とは、小型カメラ(CCD)またはレンズを内蔵した細長い管を体の中に挿入し、直接映像を見ながら検査や治療・処置を行える最先端の医療機器です。

上部消化管内視鏡:経口

経口上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では、口から内視鏡を挿入、食道・胃・十二指腸を肉眼で観察し、潰瘍やポリープ、がんなどの有無や、出血や腹痛などの症状の原因を調べます。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査では、肛門から内視鏡を挿入して大腸を肉眼で観察し、潰瘍やポリープ、がんなどの有無や、出血、腹痛などの症状の原因を調べます。